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 独LANXESS社のインド現地法人であるLANXESS India社は,ゴム薬品とイオン交換樹脂の生産拠点の新設に向けて,インドのグジャラート州政府と覚書を締結した。同覚書には,新拠点向けに総額で約5000万ユーロを投資することや,LANXES社のインド拠点としては最大規模の施設を建設すること,操業開始時に約225人の雇用を創出することを記している。

 LANXESS社は2007年9月,グジャラート州ジャガディアにイオン交換樹脂の生産プラントを新設することを発表。翌2008年1月には,マハラストラ州にあるゴム薬品の生産プラントを同じくグジャラート州ジャガディアへ移転することを発表した(Tech-On!関連記事同2)。今回の覚書は,この新拠点の認可に向けたものだ。

 LANXESS社の計画では,2010年にジャガディアの新拠点でイオン交換樹脂プラントとゴム製品プラントをそれぞれ稼働させる。新ゴム薬品プラントは,インド国内向けタイヤと輸出向けタイヤの両方に製品を供給する。マハラストラ州の現ゴム薬品プラントは生産活動を段階的に縮小,停止する。一方のイオン交換樹脂の生産プラントでは,工業用水処理用製品のほか,半導体業界や製薬業界向けの超純水製造用製品を生産する予定だ。

 グジャラード州は,インド政府から化学品メーカーへの大規模な支援がある特別優遇地域の一つ。特に,新拠点を設置するジャガディア工業団地は,高度な産業基盤が整備されているという。