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 JFEスチールは2009年1月22日,西日本製鉄所の福山地区(広島県福山市)に第5連続焼鈍ラインを新設すると発表した。新ラインは2010年度下期から稼働する予定で,それに伴い福山地区の第1連続焼鈍ラインは休止される。

 食缶や飲料缶といった容器用の高級鋼板に対しては,板厚の薄肉化などの要求が高まっており,さらなる高品質化への対応が求められているという。そこで当社は,同鋼板の高品質化と生産効率の向上を図るために,新焼鈍ラインの建設を決めた。これによって同社は,当該分野での競争力の強化を狙う。

 新ラインの生産能力は4万t/月。板厚で0.15~0.60mm,板幅で610~1270mmの鋼板を製造できる。投資額は約170億円で,調質圧延設備やトリマ,オイラを備える。エネルギ効率の改善により,二酸化炭素の排出量を現行ラインから削減できるという。