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図1 ウィルコムがハンドセット型端末のユーザーに向けて用意した新しい料金プラン「新ウィルコム定額プラン」
図1 ウィルコムがハンドセット型端末のユーザーに向けて用意した新しい料金プラン「新ウィルコム定額プラン」
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図2 京セラ製のPHS端末「WX340K」。「『京ぽん』の愛称で呼ばれた機種の流れを受け継ぐシリーズの最新機種。小型(48.5mm×99mm×15.9mm)の筐体に豊富な機能を盛り込んだ」(京セラ 通信機器関連事業本部 副本部長 執行役員 上席の山本康行氏)
図2 京セラ製のPHS端末「WX340K」。「『京ぽん』の愛称で呼ばれた機種の流れを受け継ぐシリーズの最新機種。小型(48.5mm×99mm×15.9mm)の筐体に豊富な機能を盛り込んだ」(京セラ 通信機器関連事業本部 副本部長 執行役員 上席の山本康行氏)
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図3 京セラ製のPHS端末のもう1機種である「BAUM」。バウムクーヘンをモチーフにしたデザインを採用した。同社の既存のストレート型端末「HONEY BEE 2」よりも大判の,2.4型液晶パネルを搭載する(HONEY BEE 2は2型)
図3 京セラ製のPHS端末のもう1機種である「BAUM」。バウムクーヘンをモチーフにしたデザインを採用した。同社の既存のストレート型端末「HONEY BEE 2」よりも大判の,2.4型液晶パネルを搭載する(HONEY BEE 2は2型)
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図4 無線LAN機能を備える機器をPHS回線経由でインターネットに接続できるようにする「どこでもWi-Fi」
図4 無線LAN機能を備える機器をPHS回線経由でインターネットに接続できるようにする「どこでもWi-Fi」
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図5 次世代PHSである「XGP」方式を利用する「WILLCOM CORE」サービスの位置付け。XGPだけでなく,様々な通信方式を組み合わせる包括的なデータ通信サービスであると説明した
図5 次世代PHSである「XGP」方式を利用する「WILLCOM CORE」サービスの位置付け。XGPだけでなく,様々な通信方式を組み合わせる包括的なデータ通信サービスであると説明した
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 ウィルコムは2009年1月22日,PHSサービスの新料金プランや新機種を発表した。音声通話の定額プランにデータ通信の基本料を含めた新しい料金プランを同年2月5日に始める。また,同社として初めて「おサイフケータイ」に対応する京セラ製のPHS端末2機種と,持ち運び可能な無線LANアクセス・ポイント製品を発売する。

 新しい料金プラン「新ウィルコム定額プラン」は,ハンドセット型の端末のユーザーに向けるものである。同社のPHSサービスの利用者間の音声通話と,電子メールの送受信が使い放題だった月額2900円の「ウィルコム定額プラン」に,定額データ通信プランの基本料を含めた(図1)。従来は,定額データ通信プランに1050円の基本料を支払う必要があった。データ通信料は1パケット当たり0.084円で,上限金額は2800円。PHS端末をモデムとして利用しパソコンからデータ通信を行った場合も上限金額は変わらない。「新プランの導入で一時的には売上が減少するかもしれないが,利用料をより安くしたいと考える新規ユーザーの加入で十分に取り戻せるだろう」(ウィルコム 代表取締役社長の喜久川政樹氏)。

 京セラは,非接触ICカード技術「FeliCa」に対応したPHS電話機2機種を製品化した。折り畳み型の「WX340K」(図2)とストレート型の「BAUM」(図3)である。両機種はアプリケーション実行環境「Flash Lite 3.1」を搭載しており,Flash Lite対応のメニュー画面などを利用できる。ウィルコムはWX340Kを2009年2月下旬に,BAUMを同年3月下旬にそれぞれ発売する。この2機種の発売に合わせて「ウィルコム ICサービス」を開始する。電子マネーなどの各種サービスを利用するためのアプリケーション・ソフトウエアを提供する。

 このほか,小型のPHS通信モジュール「W-SIM」を内蔵する無線LANアクセス・ポイント「どこでもWi-Fi」を2009年2月19日に発売する(図4)。外出先でも携帯型ゲーム機のネット対戦ゲームなどで遊べるようにすることを狙った製品で,2008年10月に発表していた(Tech-On!の関連記事)。どこでもWi-Fiの購入と合わせて新規に契約した場合,頭金4800円と月額1980円で利用できる。

「次世代PHSは順調」と強調

 ウィルコムは新製品発表会で,次世代PHSサービス「WILLCOM CORE」の開始に向けた進捗状況も説明した。同社が「XGP」と呼ぶ通信方式を核にサービスを始める。2009年4月下旬に都内で同方式を用いた地域限定サービスを開始し,同年10月に本格サービスに移行する予定である。XGPに対応する基地局を一部設置し,カード型のデータ通信端末の試作を終え,「フィールド試験を始められる状況になった」(喜久川氏)という。

 また,第3世代(3G)携帯電話サービスのデータ通信用途での回線借り受けについて積極的に検討していることを明らかにした。「マイクロセルのPHSとマクロセルの携帯電話は補完し合う関係にある」(喜久川氏)と説明し,「各社と交渉してきた。社名は言えないが基本的な合意ができたところだ。なるべく早い段階でサービスを開始したい」(同氏)との見通しを示した。XGP方式だけでなく,3G携帯電話サービスや固定ブロードバンド回線,無線LAN接続サービスなどと組み合わせることで顧客に最適なデータ通信環境を提供するサービスをWILLCOM COREと位置付けた(図5)。