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診断結果のイメージ
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 東海大学とメンタル・ヘルス事業などを手掛けるサクライは,携帯電話機を使ってメンタル・ヘルスのチェックができるシステム「Fish Bowl Index」を共同開発したと発表した。個人ユーザーや健康保険組合などの法人に向けて,2009年2月1日からサービスを開始する。

 Fish Bowl Indexは,携帯電話機を使って,ストレス状況と落ち込み度という,自分の心の状態を確認するシステム。東海大学医学部付属八王寺病院健康管理センターの1日ドック受診者用に開発された「メンタルチェック」をベースにしたシステムである。メンタルチェックは,東海大学 医学部 基盤診療学系健康管理学の講師である高橋為生氏と,クボタ心理福祉研究所の所長である高林健示氏が開発した。

 9問の質問に答えるだけで,ストレスの状態をビジュアルで確認できる。赤い金魚の泳いでいる水槽の絵を使って,ユーザーの心の状態を視覚的に表示する。赤い金魚はユーザー自身を表し,体や病気に対するストレスが増加すると,ケガが増えるようになっている。この他のストレスが高まると,水槽の中に黒い金魚や石が現れたり,水槽の外に猫が現れたりする。黒い金魚は対人関係のストレス,猫は社会的なストレス,石はその他のストレスを表す。水槽は家庭状況を表しており,ストレスが高くなるとひびが入る。水槽の中の水の透明度は,ユーザーの気持ちの落ち込み具合を表すもので,落ち込みがひどくなるにつれて濁っていく。

 Fish Bowl Indexはユーザー自身のチェックによって,社会的要素ごとのストレス状態を簡単に確認できるため,うつ病などの精神疾患の早期発見に効果的という。さらに,日常的な心の健康づくりのためのツールとしても有効とする。

 東海大学とサクライは,2009年2月4~6日にパシフィコ横浜で開催される「第30回工業技術見本市 テクニカルショウヨコハマ2009」に,Fish Bowl Indexを出展する予定である。

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