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図◎ベトナム第1工場の玄関(上)と生産ライン(下)。
図◎ベトナム第1工場の玄関(上)と生産ライン(下)。
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 プラス(本社東京)は,ベトナムのドンナイ省に文具・事務用品の第2工場を建設し,現地での生産能力を倍増する。同社のグループ企業であるプラスステーショナリー(同)が全額出資する現地法人PLUS Vietnam Industrial社が,ドンナイ省ニョンチャック3工業団地内の敷地をベトナム政府から賃借し,2009年1月末に着工。同年7月に竣工し,翌8月から本稼働する予定だ。

 新工場には,ポリプロピレン・ファイルとホッチキス針の生産を第1工場から移管する。さらに新工場では,ベトナム国内や日本,北米,欧州向けに,ホッチキスやクリップなどの金属製品を製造する。新工場の稼働によって第1工場は,修正テープやのりテープ,紙製ファイル,樹脂成形品の主力工場となる。

 第2工場では,第1工場と同等規模の生産体制の確立を目指すという。両工場を合わせた生産高目標は80億円(2010年末)で,2008年末の第1工場の実績40億円から倍増させる計画だ。プラスステーショナリー全体の内製化比率についても,2010年までに,現在の約40%から70%へ引き上げる。

 プラスステーショナリーは,2010年の売上高は240億円,2012年は300億円を中継経営目標として掲げており,この実現に向けて海外事業の強化・拡大を進めている。同社は,1995年にベトナムへ進出し,翌1996年から樹脂製品の主力工場として生産を開始。紙製品の生産にも取り組み始めた。その後,生産品目の増加や欧米への輸出拡大に伴い,増設してきた。さらに今回,第2工場を建設することで,金属製品の内製化と樹脂製品の拡大を図る。

 なお,同グループでは,2005年から中国・上海で紙製ファイルの,2007年から汕頭で修正テープの生産を開始しており,新工場は,4番目の文具・事務用品の海外生産拠点となる。