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シャープの,60GHz帯のミリ波を利用した地上デジタル放送(地デジ)信号伝送システム試作機と,設置イメージ図
シャープの,60GHz帯のミリ波を利用した地上デジタル放送(地デジ)信号伝送システム試作機と,設置イメージ図
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シャープの,ミリ波を利用した地デジ信号伝送システムの利用イメージ図
シャープの,ミリ波を利用した地デジ信号伝送システムの利用イメージ図
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 シャープは,60GHz帯のミリ波を利用した地上デジタル放送(地デジ)信号伝送システムの試作機を開発した(発表資料)。集合住宅に向ける。送信機と受信機で構成する。例えば,送信機を集合住宅の屋上に設置し,地デジ用アンテナと接続する。受信機は各家庭のベランダなどに取り付け,家庭内の地デジ対応テレビに接続する。これにより,建物内に地デジ用アンテナ線の大規模な配線工事をすることなく,各階の住居に地デジ信号を伝送できるという。

 既築の集合住宅の中で,地デジ用アンテナを共用するケーブルを新設するために大規模な改修工事が必要になる建物での利用を想定する。特定小電力規格に準拠しており,機器の使用者が無線免許を取得する必要はない。今回のシステムで使用するミリ波は,例えば無線LANで用いる5GHz帯に比べて,約125倍広い帯域を利用できるという。これにより,HDTVの大容量データを無線伝送できる。地上デジタル放送に加えて,BS放送,CS110度放送にも対応可能。

 総務省からの委託研究案件「ミリ波小型低コストモジュールの研究開発」の中で開発した。シャープは現在,最終的な実証実験を実施しているという。今後,早期の商品化に向けて取り組むとする。同社は今回の開発品を,2009年1月23日に総務省で開催された「地上デジタル放送国民運動推進本部」第2回会合で実演展示した。