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 電子機器向け非接触充電技術の国際的な標準規格策定に取り組む「The Wireless Power Consortium(WPC)」は,携帯機器向け非接触充電技術の国際規格に同団体として「近接電磁誘導技術」を採用したと発表した(発表資料)。

 WPCによれば,近接電磁誘導技術は,100年を超える歴史があり,接点がないことから苛酷な環境でも信頼性が高いとしている。電力を供給できる距離は1cm未満とし,送電側は充電対象の機器に集中して,高効率かつ安全に電力を供給することができるとする。

 今回の国際規格の対象になる最初の製品は,4~5Wの充電式携帯機器。具体的には,スマートフォンや携帯電話機,デジタル・カメラ,ビデオ・カメラ,携帯型メディアプレーヤー。充電池/充電パック,コンピュータおよびゲーム機の周辺機器,リモコン,Bluetooth対応ヘッドフォンなどである。

 加えてWPCは,オリンパスイメージングがWPCに参加することを明らかにした。同社はWPCに参加する9社目の企業となる。WPCは,2008年12月17日に設立した業界団体(Tech-On!の関連記事)。参加する他の企業は,米Texas Instruments Inc.(TI社),米Fulton Innovation LLC,オランダRoyal Philips Electronics社,米National Semiconductor Corp.,三洋電機,スイスLogitech International SA,ConvenientPower Limited,中国Shenzhen Sang Fei Consumer Communications Co.Ltd.である。