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 富士通は2009年1月27日,HDD用ヘッド事業を2009年3月31日をもって終息すると発表した(発表資料)。収益が悪化しているHDD事業を総合的に見直す中で決定したという。

 同社は,長野工場(長野県長野市)でHDD用ヘッドの開発や製造を行っている。今回の事業終息に伴い,長野工場は,富士通の主力事業であるサーバーや通信機器向けのプリント基板事業に変更して継続する。長野工場でHDD用ヘッド事業に従事している従業員は,富士通グループ内で再配置する予定。関連する従業員数は約360人。

 なお,富士通は,HDD用ヘッド事業の終息に伴う設備関連の特別損失を約50億円,2008年度第3四半期の連結決算に計上する予定である。

 富士通のHDD事業に関しては,2009年1月に「東芝が富士通からHDD事業を買収することで交渉している」との報道があり(Tech-On!の関連記事),富士通はHDD事業のあり方について「複数の企業と前向きに話し合っている」とコメントしていた。