PR
図◎3次元スキャナ「LPX DS/RE」シリーズのスキャナ本体のラインアップ。左から,「LPX-60」「同600」「同1200」。
図◎3次元スキャナ「LPX DS/RE」シリーズのスキャナ本体のラインアップ。左から,「LPX-60」「同600」「同1200」。
[画像のクリックで拡大表示]

 ローランド ディー.ジー.(本社浜松市)は,3次元スキャナ「PICZA」のラインアップを一新し,「LPX DS/RE」シリーズとして発売した(図)。DSシリーズはスキャン機能に特化したもので,教育・学術研究などに向く。一方のREシリーズは3次元データの高度な修正や編集が可能で,リバースエンジニアリングに対応するため,設計や工業デザインといった分野で使える。

 両シリーズとも,付属のソフト「Roland LPX EZ Studio」を使い,スキャンボタンをクリックするだけで,読み取りからデータの修正,3次元データの完成までを完了する。レーザビームを使って非接触で読み取るため,柔らかい素材やゴムのように弾力のある物体など,接触式では読み取りが難しい対象からも3次元データを取得できる。

スキャン方式は2種類。ターンテーブルに載せた対象物を回転させながら一定方向から読み取る「回転スキャン」と,センサを左右に走査して読み取る「平面スキャン」から,対象物の素材や形状に合わせて選べる。

 スキャナ本体は,スキャン領域が203.2×304.8mmで平面スキャン時の最小ピッチが0.2mmの「LPX-60」と,スキャン領域が254.0×406.4mmで最小ピッチが0.2mmの「同600」,スキャン領域が130.0×203.2mmで最小ピッチが0.1mmの「同1200」の3種類をそろえた。スキャナ本体の仕様によって価格が異なり,DSシリーズは71万4000~134万4000円(税込み)で,REシリーズは155万4000~218万4000円(同)。

 REシリーズには,リバースモデリング・ソフト「Pixform ProII」が付属する。スキャン後の点群データから,面や意匠ラインを自動で生成。3次元CADの機能も備えており,データの最適化や修正を効率よく実行できるという。さらに,中間ファイルを生成することなく「SolidWorks」や「UGS NX」,「Pro/ENGINEER」へデータを直接渡せるため,試作から生産工程まで3次元データを活用できる。

 さらにREシリーズについては,製品保証を充実させた。スキャナ本体とソフトが,年1回の訪問点検を含めた3年間の保証に対応するほか,納品時のセットアップや製品トレーニングを受けられる。

連絡先:コールセンター
電話:0120-808-232