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 任天堂は,同社の据置型ゲーム機「Wii」と専用ソフトウエアである「Wii Fit」を利用して,特定保健指導が受けられるサービス「Wii Fit からだチェックチャンネル」を開発したと発表した(発表資料)。同サービスに対応した特定保健指導システムは,NEC,パナソニックメディカルソリューションズ,日立製作所が提供する。3社が開発する特定保健指導システムは,健康保険組合や特定保健指導を提供するサービス機関に向けて,2009年4月から提供する予定。

 Wii Fit からだチェックチャンネルは,インターネットに接続したWii本体に,Wii Fit からだチェックチャンネルのアプリケーションを追加してWii Fitを利用すると,体重や運動データを参考にしたアドバイスを保健指導者から受けられるサービス。「ニンテンドーDS」の専用ソフトウエア「歩いてわかる 生活リズムDS」の「生活リズム計」で計測した歩数データも利用できるという。Wii Fitは,「バランスボード」と呼ぶ専用コントローラの上に身体をのせ,さまざまな運動を楽しめるゲームで(Tech-On!の関連記事同2),バランスボードはボードに載せられた物体の重さや重心を検出する機能を持っている。

 今回任天堂は,Wii本体を用いて簡単に保健指導を受けられるインタフェースと,Wii Fitが計測した体重や運動のデータを,インターネットを介して保健指導者に送る専用アプリケーションを開発した。NECらは,Wii Fit からだチェックチャンネルに対応した特定保健指導システムを,個別に開発中であるという。

 パナソニックメディカルソリューションズによれば,メタボリック・シンドロームの保健指導は,指導者が従来の業務に加えて,多数の保健指導対象者に対応しなければならないため,保健指導者の業務を軽減するシステムが期待されていたという。今回提供する特定保健指導システムは,より多くの対象者への指導を簡便に行うことができるとしている。