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高信頼性太陽電池モジュール開発コンソーシアム(仮称)を設立へ
高信頼性太陽電池モジュール開発コンソーシアム(仮称)を設立へ
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 「新素材や新封止技術で,革命的に太陽電池の寿命を延ばすことを狙う」(産業技術総合研究所 太陽光発電研究センター センター長の近藤 道雄氏)――。産業技術総合研究所(産総研)は「高信頼性太陽電池モジュール開発コンソーシアム(仮称)」の説明会を開催した。今回の東京会場と2月17日開催の福岡会場を合わせて,250人が参加する見込みである。

 太陽電池の長寿命化を目指すのは,「将来の発電コスト7円/kW時の実現には,寿命が効いてくる」(近藤氏)からである。太陽電池の発電コストは,太陽電池システムの価格や利用年数などで算出する。太陽電池システムの価格の低減だけでなく,利用年数を延ばすことでも,発電コストを下げることができる。

 コンソーシアムでは,新素材や新封止技術を使った(1)モジュールの製造方法や構造,(2)加速試験などモジュール信頼性試験の方法,(3)長期屋外暴露試験などによるモジュールの評価方法を開発する。想定する太陽電池の種類は,現在市場で入手可能な結晶Si型や薄膜Si型,CIGS型である。
 コンソーシアムの詳細は今後決めるが,過去のコンソーシアムでは期間が2~3年,参加社数が10社以下だった。順調に進めば,2009年10月ごろから活動を開始する。

 今回の説明会には,予想よりも多くの参加者が集まったため,東京会場の説明会を2回に分けた。「それでも入り切らなかったため,東京から福岡会場の説明会に参加する人もいる」(産総研)という。