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 ポーランドのEvatronix社は,SoCマーケット向けにIPコア「R8051XC2」の提供を開始する(発表資料)。基本となるのは,5カ月前に発表した約3000ゲートで構成されたR8051XCコアを搭載する「T8051 MCU」。R8051XC2コアは,0.114DMIPS/MHzという高い性能を持つ。この性能はアーキテクチャを大幅に改善したことで実現したが,必要とされるゲート数は同程度に抑えている。

 前世代のR8051XCと同等のDMIPS/MHzに性能を抑えた場合は,消費電力を少なくできる。「80C51」と互換な命令を実行した場合の性能は0.088DMIPS/MHzであり命令拡張をフルに使うと0.114DMIPS/MHzの性能となる。これはオリジナルの8051を利用した場合の9.4倍~12.1倍の性能に相当するという。

 R8051XC2 IPコアは既にライセンス供与を開始している。様々なコンフィギュレーションにあわせたコアを用意し,何れも下位互換を保っている。Intelの「80C51」,Siemensの「SAB80C515(80C517)」互換のものとしては,プリコンフィギュアA/BバージョンのR8051XC2が用意される。USB/Ethernet/HDLCの開発プラットフォームも,まもなくEvatronix社より提供される予定。