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 富士通総研(FRI,本社:東京都港区)は99年9月14日,インターネット通販に関する利用者の意識と業者の実態に関する調査結果を同社サイト上で公開した。有効回答数は,利用者が1279件,通販業者が146件(詳細結果はこちら)。

 まず利用者の意識調査結果では,回答者の64.6%が通販を経験。ここ半年間の利用実績では,利用回数で「2~4回」が40.6%,利用金額で「2万円未満」が51.8%,で最も多い結果となった。購入品目には男女差がみられ,男性では「ソフトウェア」や「図書・雑誌」,「パソコン・周辺機器」などが多いが,女性の場合は「食品・飲料・酒類」,「衣類・靴・アクセサリー」,「図書・雑誌」などが多いことが分かった。

 通販経験者のうち,特定のインターネット・ショップが気に入って複数回利用した人は45.9%。気に入った理由として多かったのは,商品面では「品揃え」(27.0%)と「価格の安さ」(24.9%),サービス面では「注文内容確認や配送内容がきちんとしている」(35.1%)や「有名店なので安心」(33. 2%),「ショップの身元や所在地がはっきりしている」(29.1%)など。品揃えや価格などはもちろん,基本的なサービスや機能の整備,信頼性などがインターネット・ショップに求められていることが浮き彫りとなった。

 業者の実態調査では,個人と法人の比率が4対6。インターネット・ショップを専業とするのは16.4%で,ほとんどが兼業であることが分かった。最近の運営状況は,トップページの平均アクセス回数が8600回/月,平均注文件数は55回/月,平均売上高は71万円/月。ただしアクセス数/注文件数/売上高のいずれも,人気のインターネット・ショップとそうでないショップの間では大きな差があった。

 98年度の収支については「黒字」が39%,「赤字」が32.2%,「収支均等」 は21.2%。ただし月間売上げが10万円未満の小規模ショップでは「黒字」が15.2%しかなく,大半が赤字。黒字となっている小規模ショップでは,85.7%はオリジナル商品を扱っていると答えている。(佐藤 康朗=ニュース編集部)