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富士フイルムのコンパクト・デジタル・カメラ「FinePix F200EXR」。スーパーCCDハニカムEXRと呼ぶ新世代CCD技術を搭載する
富士フイルムのコンパクト・デジタル・カメラ「FinePix F200EXR」。スーパーCCDハニカムEXRと呼ぶ新世代CCD技術を搭載する
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「FinePix F200EXR」の背面。本体色がブラックとシルバーの2モデルがあり,写真はシルバーのモデル
「FinePix F200EXR」の背面。本体色がブラックとシルバーの2モデルがあり,写真はシルバーのモデル
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「スーパーCCDハニカムEXR」の説明パネル
「スーパーCCDハニカムEXR」の説明パネル
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富士フイルムの取締役 常務執行役員 電子映像事業部長である樋口武氏
富士フイルムの取締役 常務執行役員 電子映像事業部長である樋口武氏
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単3乾電池対応のエントリー機「A100」
単3乾電池対応のエントリー機「A100」
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シャープ製「ASV液晶ディスプレイ」を搭載したデジタル・フォトフレーム「DP-70SH」
シャープ製「ASV液晶ディスプレイ」を搭載したデジタル・フォトフレーム「DP-70SH」
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 富士フイルムは2009年2月4日,撮影シーンに応じて最適な高画質を自動で設定するコンパクト・デジタル・カメラ「FinePix F200EXR」を発表した(発表資料1)。「スーパーCCDハニカムEXR」と呼ぶ,新開発(第8世代)の撮像素子(サイズは1/1.6型)を搭載し,「フルオートで最高画質の写真が撮れる」(富士フイルム)とする。2月21日に発売を開始する。価格はオープンだが,推定小売価格は4万3000円前後。

 FinePix F200EXRの有効画素数は1200万画素で,最高ISO12800までの感度を持つ。5倍の光学ズームを備え,焦点距離は35mmフィルム換算で28mm~140mm。3.0型の液晶モニタを搭載する。

 CCDの撮像方式として「高感度・低ノイズ優先」「ダイナミックレンジ優先」「高解像度優先」の三つを備えており,これらをシーンに応じて自動的に切り替える「EXR AUTO」という機能が最大の特徴。EXR AUTOに設定した状態でカメラを被写体に向けると,まず6種類のシーン「人物」「風景」「夜景」「マクロ」「逆光&人物」「夜景&人物」を瞬時に自動認識し,さらにシャッターを半押しすると,前述の三つの撮像方式から最適な画質設定に自動で選択するという。

 コンパクト機のユーザーはフルオートのモードで利用することが多いので,自動で最適画質を設定する「EXR AUTO」は「コンパクト機にこそ必要な機能であり,夜景や室内写真などを従来よりずっとキレイに撮影できる」(同社説明員)と言う。また,フラッシュ機能も改善し,従来難しかった暗い場所でのマクロ撮影でも,被写体の白とびを抑え,背景を明るくした自然な画像が撮れるとする。なお,EXRは「extream」から3文字を抜き出したもの。

 スーパーCCDハニカムEXRは,従来と異なり,斜め方向に同色の画素が二つ以上隣り合う構造になっている。隣接した二つの画素を一つとみなして信号処理を行うことで,受光部(フォトダイオード)の面積や感度が2倍になる仕組み。一つの画素で信号量を電気的に増幅する方式に比べて,ノイズの少ない高画質画像を得られるという。また,画素が斜めに並んでいることは,二つの同色画素間の距離が短くなり,偽色(存在しないはずの色や模様)が発生する可能性を少なくするメリットもあるとする。

 その他,FinePix F200EXRは顔認識機能「顔キレイナビ」や,フルHDテレビでの鑑賞に最適な16:9の1920×1080画素で撮影する「フルHD出力」などの機能を備える。

 同社の取締役 常務執行役員 電子映像事業部長である樋口武氏は,「独自技術の追求,トータル・コストダウン,SCMの改善という三方向の努力で,今後も独自性の高い魅力的なカメラを提供していく」と語った。

単3乾電池対応のエントリー機も

 また同社は,単3乾電池対応で厚さが21.7mmのコンパクト機「A100」と,シャープ製の「ASV液晶ディスプレイ」を搭載したデジタル・フォトフレーム「DP-70SH」も併せて発表した(発表資料2発表資料3)。

 A100の有効画素数は1000万,最高感度はISO1600。撮像素子は1/2.33型のCCD。光学3倍のズーム・レンズを搭載し,焦点距離は35mmフィルム換算で35.5~106.5mmである。「顔キレイナビ」や,被写体ブレや手ブレを軽減する「ブレ軽減モード」などの機能を備える。2月21日に発売する。価格はオープン(推定小売価格は1万7000円前後)。

 DP-70SHは,上下左右176度と視野角が広く,コントラストが高いASV液晶により,どこから見ても鮮やかできれいな写真を楽しめるとする。周囲の明るさに合わせて,輝度を自動調整する「明るさセンサー」機能を備える。夜間など完全に周囲が暗くなると,自動で画面をオフにするため,ムダな電力消費を防ぐという。推定小売価格は2万円前後で,3月上旬に発売する。