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 カシオ計算機は,2009年2月4日,2009年3月期第3四半期累計(2008年4~12月)の連結決算を発表した。売上高は対前年同期比13.9%減の3870億円,営業利益は同55.3%減の108億円,純利益は同87.4%減の14億円だった。世界的な景気減速の影響をまともに受けた格好だ。

 前年同期からの売上高の落ち込みである624億円の内訳は,50%がデジタル・カメラ事業,40%がデバイス事業だという。営業利益は,前年同期241億円から108億円へと133億円の減少。携帯電話機を主体とするモバイル・ネットワーク・ソリューション事業で33億円増えたものの,ユーロを中心とした欧州通貨安の影響で30億円(うち半分がデジタル・カメラ事業),製品単価の下落と景気悪化の影響で136億円(主にデジタル・カメラ事業),それぞれ減少した。

 デジタル・カメラとデバイスは不調だったが,電子辞書,時計,電卓,電子楽器は堅調だった。第4四半期は,主力のデジタル・カメラに加え,こうした製品にも力を入れていくとする。

 2009年3月期通期(2008年4月~2009年3月)の業績予想も下方修正した。売上高は5800億円から5400億円へとマイナス400億円,営業利益は300億円から140億円へとマイナス160億円,純利益は135億円から15億円へとマイナス120億円,それぞれ下方修正した。売上高と営業利益の減少の半分はデジタル・カメラ事業の分だという。