PR

 三菱樹脂は, 2009年4月1日付で100%子会社の菱化マックス(本社新潟県上越市)を吸収合併する。併せて同日,三菱化学から越菱(同)の全株式を譲り受け,アルミニウム関連製品事業を強化する。

 菱化マックスは,1974年5月に上越アルミニウムとして設立され,アルミニウム合金押出製品を製造・販売してきた。1997年10月,現在の「菱化マックス」へ社名を変更し,三菱化学直江津事業所のアルミニウム合金鋳塊と高純度アルミニウム地金(アルミ鋳造品)部門を統合。アルミ鋳造から加工製品までを製造・販売している。資本金は2億5700万円で,2007年度の売り上げ高は約160億円。一方の越菱は,アルミニウム関連資材などの販売を手掛ける。資本金は3000万円で,2007年度は約70億円を売り上げている。

 三菱樹脂によると,アルミ鋳造品の原料であるアルミニウムは価格の変動が大きいため,原料調達先の多様化が求められている。一方,アルミニウムを大量に消費する自動車業界の減産・在庫調整や,装置産業の需要停滞により,事業環境が厳しくなっているという。

 三菱樹脂は,今回の事業再編によってこうした事業環境に対応する狙い。菱化マックスを三菱樹脂の産業資材関係事業の中に組み込むのに加え,越菱を子会社化してその販売ネットワークを活用することで,競争力強化を図る。