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 米IBM Corp.と米Google Inc.,非営利団体の「Continua Health Alliance」は,個人(患者)の健康・医療データを管理する取り組みについて協力することを発表した。IBM社が今回新たに開発したソフトウエアを利用すれば,健康・医療機器で取得したデータをGoogle社が提供するデータ管理サービス「Google Health」で自動的に管理できるようになるという。

 患者は,自身の健康・医療データを簡単に管理できるようになるほか,データを医師などと共有させることで,リアルタイムに適切なアドバイスなどを受けられるようになる。なお,Google Healthは既に2008年5月から利用できるようになっている(Tech-On!関連記事)

 Continua Health Allianceは,米Intel Corp.を中心に2006年6月に設立された団体。無線通信や有線通信によって健康機器を相互に連携させるために必要なガイドラインの策定を進めてきた。2009年2月3日には,東京で記者会見を開催し,ガイドラインの完成を発表している(Tech-On!関連記事)

 IBMが開発したソフトウエア,Google社が提供するWebサイト上のサービス,そしてContinua Health Allianceが用意した健康機器の相互接続規格など,健康・医療のIT化に向けたインフラがここにきて整ってきた。今後は,機器メーカーや健康機器メーカーなどが,こうしたインフラを活用して新たな健康・医療に関する取り組みを始めることが見込まれる。