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 シャープは,デバイス製造の前工程を海外で行うことを検討中である。2008年度第3四半期決算発表において,明らかにした(関連記事)。海外の有力企業と提携し,提携先企業が所在する地域で生産する。「海外における前工程の生産として第一弾となるのが,イタリアの電力会社Enel社などとの合弁会社における太陽電池の生産(関連記事)である」(取締役 兼 執行役員 経理本部長の大西徹夫氏)。

 同社において,収益力の向上が緊急課題となっているデバイスは,太陽電池だけではなく,液晶パネルも同様である。「前工程を丸ごと売る」ようなビジネス・モデルの対象が液晶パネル事業まで含んでいるのかどうかについて,大西氏は回答しなかった。

 シャープでは,こうしたデバイス事業の新たなビジネス・モデルなど,今後の収益力向上に向けた具体的な内容を,2009年2月下旬~3月上旬に発表することを明らかにしている。発表内容には,液晶パネルの工場再編などの液晶パネルの事業構造改革も含まれる予定である。