PR

 英Oregan Networks Ltd.は,AV機器向けブラウザ製品「Oregan Media Browser 4.0」を発表した(発表資料)。同製品は「Onyx」というブランド名で販売する。

 Onyxは,ATSCやDVB,tru2wayといったテレビ放送関連規格に対応したブラウザである。テレビ放送の途中で,Onyxのユーザー・インタフェース(UI)をウィジェットの形で表示できる。OnyxのUI以外に,サード・パーティの天気予報やニュースなどの情報を表示させるウィジェットにも対応する。サード・パーティのウィジェットを組み込みやすくするため,Web技術関連の標準団体World Wide Web Consortium(W3C)が定めた「Widgets 1.0」規格に準拠している。さらに,OnyxはYouTubeやNetflix,CinemaNowといったオンライン動画配信サービスと連携が可能で,これらのサービスの内容もウィジェットとして表示できる。

 Onyxのもう一つの特徴は,複数の情報源によるユーザーの検索結果を表示できること。例えば,ユーザーがリモコンを操作して,画面に表示されている番組のタイトルを選択すると,同タイトルを検索条件として扱える。Onyxは,DLNAバージョン1.5に対応しているので,このタイトルに合致するファイルをAV機器とネットワークでつながった他の機器で検索できる。加えて,AV機器のEPG(electronic programming guide)やオンライン動画配信サービス内の検索もできる。こうした複数の情報源から得た検索結果を一つの画面に表示させることが可能。

 OnyxはOregon TV Browser 4.0やIPTVクライアント,DLNA 1.5スタックで構成する。米Broadcom Corp.製の動画処理SoC「BCM3549」などの半導体に対応するという。英語や他のヨーロッパ言語以外に日本語や中国語,韓国語,タイ語,アラビア語に対応する。Oregan Networks社によると,Onyxを含む製品は2009年の年末商戦中に市場投入される予定である。