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 今後3カ月以内に携帯電話機を購入する予定がない人は43%---。家電などの製品比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムの実施した携帯電話機の購入意向などに関するユーザー調査で,こんな結果が出た(発表資料)。この調査は,カカクコムが価格.comの登録ユーザーを対象にインターネット調査を行ったもの。2009年1月22~27日に実施し,8517人から回答を得た。

「3カ月以内に携帯電話を機種変更,または新規購入したいと考えているか」に対する回答
「3カ月以内に携帯電話を機種変更,または新規購入したいと考えているか」に対する回答 (画像のクリックで拡大)

 携帯電話機の春商戦に当たる3カ月以内に,購入する意向があるかどうかをたずねたところ,「機種変更,または新規購入したくない,予定はない」と答えた人が最も多く,43.1%を占めた。次いで多かったのは,「機種変更,または新規購入したいが金額が高すぎてできない」と答えた人で,23.6%だった。両者を合わせた割合は6割以上で,「3カ月以内に購入しない」と考える回答者が過半数を占めた。さらに,「機種変更,または新規購入したくない,予定はない」と答えた人に理由を聞いたところ,「携帯端末自体の料金が高くなった」という回答の他に,「端末自体に買い替えるほどの魅力を感じていない」という意見が多かったという。値上がりした料金に見合うだけの端末が登場しないことが,買い控えの要因になっているとカカクコムは分析する。

 携帯電話機を機種変更または購入する際の予算を問う質問に対して,最も多かった回答は「1万円以上~2万円未満」。24%の人が答えた。次に多い回答は「5000円以上~1万円未満」の22.5%だった。半数近くの人が2万円までの予算での購入を考えていることになる。しかし,現状の携帯電話機の販売価格は,NTTドコモなどの最新端末で3万円以上のものが多い。一方,「3万円以上出せる」とした回答者は11%。カカクコムは,消費者の購入予算と実際の販売価格のギャップの大きさが,現在の携帯電話機の販売台数低下に影響してるのは間違いないと説明する。

「携帯電話機を機種変更または購入する際の予算」の回答
「携帯電話機を機種変更または購入する際の予算」の回答 (画像のクリックで拡大)

半数以上の人は現在の携帯電話を1年以上前に購入

 さらに,現在所有している携帯電話を購入した時期をたずねたところ,最も多かった回答は「1~2年以内」の32.1%。「2年以上前」と答えた人が次いで多く,25.2%を占めた。半数以上の人は1年以上前に購入したことになる。これに対して,1年以内に購入したと答えた人は全体の4割強。1年以内に携帯電話機を購入した人が少ないのは,携帯電話機の販売方式の変更による端末価格の値上がりが影響しているとカカクコムはみる。

「現在所有している携帯電話を購入した時期」の回答
「現在所有している携帯電話を購入した時期」の回答 (画像のクリックで拡大)

 1年以内に携帯電話機を購入したと答えた人を対象に,端末の購入価格を聞いたところ,「5万円以上」と答えた人が最も多かった。割合は17.4%である。ただし,この価格には月当たりの分割支払い金も含んでいる。以下,「4万円以上5万円未満」(14.2%),「2万円以上3万円未満」(12.1%),「1万円以上2万円未満」(11.2%),「3万円以上4万円未満」(11.0%)と続く。2万円以上の端末を購入した人は半数を上回る。

「実際の端末の購入価格」の回答
「実際の端末の購入価格」の回答 (画像のクリックで拡大)

 携帯電話事業者ごとに購入価格を見ると,最も高いのはNTTドコモ。6割以上の人が「3万円以上」と答えている。auやソフトバンクモバイルの端末を購入した人は,NTTドコモほど高くはない。ただし,割引プランなどによって端末価格を月額料金に付加している場合が多く,結果的にはどの事業者の端末でも2万円を越える金額を支払っているケースが多いとカカクコムは説明する。携帯電話機の機種変更/購入予算を問う質問では,5000~2万円と答えた人が半数程度に上ったことから,利用者が想定する端末価格と実際の購入価格にはギャップが存在することが明らかになったという。

携帯電話事業者ごとの実際の端末購入価格
携帯電話事業者ごとの実際の端末購入価格 (画像のクリックで拡大)


《訂正》記事掲載当初,小見出しを「半数以上の人は現在の携帯電話を2年以上前に購入」としておりましたが,正しくは「半数以上の人は現在の携帯電話を1年以上前に購入」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。記事本文は既に訂正済みです。