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 米Googleは米国時間2009年2月9日,「Google Calendar」の予定データや「Gmail」のアドレス帳を各種モバイル端末と同期できるサービス「Google Sync」(ベータ版)を開始した。米Microsoftのモバイル機器向けOS「Windows Mobile」搭載デバイスや,米Appleの「iPhone」などとの双方向無線同期が可能。英語版のみ提供している。

 Windows Mobile/iPhone向け同期機能は,プッシュ方式を採用した。Google Calendarの予定データとGmailのアドレス帳に対する更新内容が,数分でモバイル端末に反映される。モバイル機器向けデータ同期プロトコルSyncMLに対応したモバイル端末との間では,Gmail用アドレス帳だけを同期する。同期処理を自動実行するため,同期処理を意識せずとも,常に最新のデータをモバイル端末で利用できる。

 対応端末はiPhoneとWindows Mobileデバイスのほか,フィンランドNokiaの「Nokia S60」搭載デバイスや,スウェーデンのEricssonとソニーの合弁企業Sony Ericsson Mobile Communications製の各種デバイス。カナダResearch in Motion(RIM)のスマートフォン「BlackBerry」用の予定/アドレス帳同期ツールは,2008年より提供していたという。

 Google Syncはモバイル端末の予定データとアドレス帳をすべてGoogle Calendar/Gmailのデータで置き換えてしまう。そこで,Googleは重要なデータはバックアップしてから利用するよう呼びかけている。

 オンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」の各エディション「Standard」「Premier」「Education」「Team」「Partner」でも,管理者が有効化するとGoogle Syncを利用できる。

 なお,GoogleはMicrosoftからデータ同期技術「Exchange ActiveSync」の特許ライセンスを取得し,同機能を実現させた。MicrosoftはExchange ActiveSyncのライセンス・プログラムを拡大し,現在AppleやNokia,Sony Ericsson,米Palm,韓国Samsung Electronicsなどにもライセンスを供与している(関連記事:Microsoft,Exchange ActiveSyncのライセンス・プログラムを拡大)。

[Google公式ブログへの投稿記事]
[Google Apps関連ブログへの投稿記事]
[Microsoftのプレスリリース]