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指で部品を触ったところ
指で部品を触ったところ
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1秒以上指示し続けると選択状態になる
1秒以上指示し続けると選択状態になる
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指を3本使うと,部品を回転させることができる。右下の2本は基準にあたるもので,移動させない。
指を3本使うと,部品を回転させることができる。右下の2本は基準にあたるもので,移動させない。
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Microsoft Surface Computerベースの試作システム
Microsoft Surface Computerベースの試作システム
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 米Indentity Mine社(ワシントン州)は,大型スクリーンを持つテーブル型の装置「Microsoft Surface Computer」で動作するグラフィックスシステムを開発,2009年2月8日から開催された「SolidWorks World 2009」で出展した。テーブルの天面に触れることで図形を定義したり,回転させて違う角度から見たりすることができる。パイロット的なシステムとして開発した段階で,今後潜在ユーザーなどの意見を聞いて実用化を目指すという。

 Microsoft Surface Computerは,高さ約50cmの低いテーブル内に投射機とカメラ5台とを内蔵したWindows Vistaベースのコンピュータ・システム。天面に張ってあるスクリーンには投射機が画像が表示する。スクリーンにユーザーが手を触れると,接触面をテーブル内のカメラがとらえ,入力として解釈する仕組み。パイロット的システムとして,Identity Mine社は直線と曲線を描ける2次元スケッチツールを模したものと,3次元ベースのコミュニケーションツール「eDrawings」のMicrosoft Surface対応版などを開発した。

 このうちeDrawingに関しては,例えば指先である部品を1秒以上触ると,その部品だけが選択状態になる。さらに指を動かすと,部品を移動させられる。指を3本使い,2本を部品にかからない位置に置き,残りの1本で部品の上に置いて動かすと,部品を回転させられる。このほか,天面スクリーンを縦断(あるいは横断)するように上下(あるいは左右)に指を高速に動かすと,視点がX軸方向,Y軸方向など3軸沿いのものにできる。スケッチシステムでは,指で点を指定でき,ドラッグ操作で線分にできるほか,曲線も描ける。手をこぶしにしてスクリーン面をぬぐうようにすると線を消去できる,といった直感的な操作が可能。

 3~4人のユーザーがテーブルを取り囲んで,3次元データなどを表示させてあれこれと検討するのに向くと考えられる。