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PDPモジュール世界市場の概況(2006〜2008年,出典:Displaybank)
PDPモジュール世界市場の概況(2006〜2008年,出典:Displaybank)
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 FPDや太陽電池に関する市場調査を手掛ける韓国Displaybank Co., Ltd.は,PDPモジュールの世界売上高が2年続けて減少したと発表した(発表資料)。出荷数量は伸びているものの,金額ベースでは2007年に続いて2008年も前年割れになったという。Displaybank社はさらに2009年も売上高が2008年実績を下回ると予測した。

 Displaybank社の調べによれば,2008年のPDPモジュールの世界出荷台数は前年比23%増の1493万台。金額ベースでは同4%減の64億米ドルとなった。韓国LG Electronics, Inc.が2007年下期に32型のプラズマ・テレビを市場投入したこともあり,32型のPDPモジュールの出荷量は2007年に20%,2008年に23%の伸びを示した。32型品は主流である40型超の品種に比べて価格が低いため,32型の出荷増が全体の平均販売単価の低下を引き起こした。2008年のPDPモジュールの平均販売単価は431米ドルで,2007年の552米ドルに比べて22%下落している。

 2009年は,出荷数量ベースで2008年と同等かわずかな減少に転じる見通し。根拠としてDisplaybank社は「日立製作所やパイオニアが事業撤退を予定していることや,LG Electronics社と韓国Samsung SDI Co., Ltd.が生産効率の低い旧世代の製造ラインの再編を予定していること,世界首位メーカーであるパナソニックが新工場での量産開始を延期したこと」を挙げた(Tech-On!関連記事)。金額ベースでは3年続けて前年実績を割り込むと予測する。