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開発したRFIDのチップ
開発したRFIDのチップ
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 ベルギーIMECとオランダHolst Centreは,ISSCCで128ビットの「有機RFIDトランスポンダ・チップ」について発表する。「まだ,実用化できる仕様ではない」(IMECら)というが,RFIDが必要とするほとんどの機能を備えており,有機エレクトロニクスにとって重要な一歩であるとする。

 チップには,128ビットのROMおよびWORM(write-once read-many-times),マンチェスタ符号,信号を送信するタイミングをずらして衝突を回避するALOHAプロトコル,データを2kビット/秒で記録する回路を含む。

 チップは,25μm厚の樹脂基板の上にボトム・ゲート型有機TFTを集積したもの。33段のリング・オシレータをクロック生成回路として利用する。電源電圧は20~24Vだが,この電力もタグに実装されたアンテナと整流回路から供給されるという。