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Intel社のロードマップ
Intel社のロードマップ
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 米Intel Corp.は2009年2月10日,製品投入のロードマップを改訂し,一部「Nehalem」(開発コード名,以下同)コアの製品をスキップし,32nmプロセスで製造する「Westmere」を主力製品から適用していく計画を明らかにした(Tech-On!関連記事)。

 Intel社は製造プロセスを微細化する「Tick」と,マイクロアーキテクチャを更新する「Tock」を毎年交互に実施し,マイクロプロセサの性能向上を実現する「Tick-Tock」戦略を実施している。2008年にマイクロアーキテクチャを更新したNehalemを投入し,2009年はプロセス微細化を実施する順番になる。ただしこれまでは最初に投入する製品をハイエンドのデスクトップ機向けとすることで,生産量を絞る形で新しいコアの製品を投入してきた。主力製品にいきなり新しい製造プロセスを提供することは,投資の回収効率を高める狙いはあるものの,不具合などが発生したときのリスクも大きくなる懸念がある。

 ロードマップの改訂により,2009年にはNehalemコアを採用したクアッドコア・デスクトップ向けの「Lynnfield」と同じくノート・パソコン向けの「Clarksfield」,2009年末にはWestmereコアでデュアルコアの「Clarkdale」と「Arrandale」を投入する計画である。Nehalemコアでデュアルコアの「Havendale」「Auburndale」はキャンセルとなる。

 ClarkdaleとArrandaleはマルチチップ・モジュールを採用し,グラフィックス・チップおよびメモリ・コントローラを統合したプロセサとなる。CPUコアは32nmプロセスだが,グラフィックス・チップとメモリ・コントローラは45nmで製造する。