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IBMが紹介したデモ画面。左側は企業内のデータ・センターで運用しているアプリケーションと同アプリケーション上で動作している仮想マシンの状態を表示している。右側は外部のクラウド・コンピューティング・インフラの状態を表示。青い箱は優先度が高いアプリケーションを示す。
IBMが紹介したデモ画面。左側は企業内のデータ・センターで運用しているアプリケーションと同アプリケーション上で動作している仮想マシンの状態を表示している。右側は外部のクラウド・コンピューティング・インフラの状態を表示。青い箱は優先度が高いアプリケーションを示す。
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ユーザーが優先度の低い黄色い箱を示すアプリケーションの運用を外部のクラウド・コンピューティング・インフラに移動した後の状態。
ユーザーが優先度の低い黄色い箱を示すアプリケーションの運用を外部のクラウド・コンピューティング・インフラに移動した後の状態。
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本デモ上で使ったサーバーとネットワーク機器
本デモ上で使ったサーバーとネットワーク機器
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 米IBM Corp.は,異なるデータ・センター間でソフトウエア・アプリケーションのプロセスを移動させるツールの試作品を公開した。このツールは,ネットワーク機器メーカーの米Juniper Networks, Inc.(Juniper社)と共同で開発した。IBM社によると,今回のデモは初公開である。

 ある企業のデータ・センター内で複数のアプリケーションが稼動している際に,例えば一つのアプリケーションのユーザー数が増えた場合,その他のアプリケーションを運用する負担を外部の企業が提供しているクラウド・コンピューティングのインフラに移動することができる。このツールはGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を備えたWebアプリケーションで,ドラッグ・アンド・ドロップ操作で外部のインフラに移動したいアプリケーション・プロセスを選択して移せる。

 今回のデモは,IBM社が開発したクラウド・コンピューティング向けのTivoli Provisioning Manager 7.1やTivoli Service Automationといったソフトウエア上で開発したという。Juniper社はデモを実現するために,同社のデータ・センター内で利用されるネットワーク機器のソフトウエアAPIを利用して,IBM社のソフトウエアに対応させた。このデモは,IBM社のSilicon Valley Laboratory内のデータ・センターのハードウエア上で動作している。今後両社は,IBM社が米国内外に設置している9つのCloud Labsにもこのツールを適応させる予定である。