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 アイシン精機は2009年2月13日、同社の豊頃試験場(北海道)で、700MHz帯の電波を用いる車車間通信システムの試験を開始すると発表した。試験の実施にあたり、総務省からUHF帯(700MHz帯)の実験試験局免許を取得した。試験では、車両形状や道路環境による電波の伝播特性を測定する。試験期間は、2012年3月までの3年間を予定する。

 車車間通信システムは、クルマごとに専用の通信車載器を搭載し、走行中の自車位置や方向などの情報を交換する。交差点などで、相手が見えにくい状況でも、お互いの運転者に自車の情報を伝達することで衝突事故を防止する。

 試験車両は、コンパクトカー、ミニバン、セダンなど。アンテナは、車両前後や室内、バンパーなどに設置する。道路環境としては、トンネルの中と外、立体交差点などを想定する。

図1◎トンネルの中と外での通信試験。
図1◎トンネルの中と外での通信試験。
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図2◎橋や立体交差点での通信試験。
図2◎橋や立体交差点での通信試験。
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