PR
4/1朝まで
どなたでも有料記事が読み放題「無料開放デー」開催中!
図 「Tegra APX 2600」を搭載する試作機にAndroidを実装し,実際に動作する様子を見せた。Tegraが備える各種のハードワイヤド論理回路を利用できるようにAndroid用のデバイス・ドライバをNVIDIA社が開発した。
図 「Tegra APX 2600」を搭載する試作機にAndroidを実装し,実際に動作する様子を見せた。Tegraが備える各種のハードワイヤド論理回路を利用できるようにAndroid用のデバイス・ドライバをNVIDIA社が開発した。
[画像のクリックで拡大表示]

 米NVIDIA Corp.は2009年2月16日,携帯端末向けのSoC「Tegra」が,米Google Inc.が開発したオープンソースの携帯機器向けソフトウエア・プラットフォーム「Android」に対応する,と発表した。従来Tegraは,米Microsoft Corp.の「Windows Mobile」のみに対応していた。NVIDIA社は,機器開発に携わるメーカーは,TegraとAndroidを採用することによってインターネットにアクセスしたり,位置情報サービスを利用したりする端末を,従来よりも容易に開発できるとしている。

 Tegraは携帯電話機で広く普及しているCPUコア「ARM11」や,NVIDIA社の低消費電力版のグラフィックス描画回路,HDTVに対応したハードワイヤドのH.264符号化/復号化回路などからなる。Tegraの競合製品である米Intel Corp.のプロセサ「Atom」ではデバイス制御回路はチップセット側に集積されているが,TegraはそれもSoCに内蔵している。NVIDIA社は,「動画処理能力はAtomの10倍,消費電力は1/10」と主張している。

 「Mobile World Congress 2009」の会場では,Androidに対応した新SoC「Tegra APX 2600」をNVIDIA社が公開し,その上でAndroidを動作させるデモを紹介しているという。同社は,機器メーカーが2009年第2四半期以降,Androidをポーティングする作業ができるよう,このSoCを出荷開始する計画だ。