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図1 住友大阪セメントが開発したAg-Sn合金のナノ粒子分散液(右)と,開発品を用いた塗布膜(左)。
図1 住友大阪セメントが開発したAg-Sn合金のナノ粒子分散液(右)と,開発品を用いた塗布膜(左)。
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 住友大阪セメントは,可視光に対する遮光性をカーボン・ブラックの1/10に抑えられるAg-Sn合金のナノ粒子分散液を開発し,「nano tech 2009 国際ナノテクノロジー総合展」(2月18~20日,東京ビッグサイト)に参考出展した(図1,図2)。液晶パネルや有機ELパネルの画素間を遮光するための,ブラック・マトリクス(BM)材料に向ける。

 開発品は水中にAg-Sn合金を分散したもの。Ag-Sn合金の粒径は20~50nm。Ag-Sn合金は5~30重量%の範囲で制御できるとする。Ag-Sn合金の作成方法については「回答できない」(住友大阪セメントの説明員)とした。

 住友大阪セメントは,実際に開発品を用いた塗布膜も併わせて展示している。同一膜厚で開発品と一般的な遮光材料に用いられるカーボン・ブラックと比較したときに,1/10という可視光に対する遮光性を得られる。開発品の膜厚が1μmの場合,光学濃度を示すOD値(optical density)は5.0/μmになる。

図2 展示パネル
図2 展示パネル
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