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 市場調査会社の米In-Stat Groupは,半導体の世界売上高は2009年に前年比20%減の1992億米ドルまで落ち込むと予測した(発表資料)。同社の調べによれば,DSPの世界売上高は2008年に前年比14.9%減の66億米ドルまで落ち込んだ。2003年以降で最低の水準という。

 半導体の世界市場規模が2007年レベルに回復するのは早くて2012年とIn-Stat社はみている。経済環境の急激な悪化を経験し,企業は投資を増やすことに慎重になっていると同社は指摘する。半導体市場は2009年下期から回復を始めるものの,2010年の売上高の前年に対する成長率は11.8%にとどまる見通しという。

 半導体業界の工場稼働率は2008年上期の90%程度から同年7月~9月期には87%程度まで低下した。今後,メーカーの買収や合併,リストラなどの業界再編が進めば,半導体の生産能力は長期的に大きく落ち込むとIn-Stat社は予測している。