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「CX1」
「CX1」
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 リコーは,ダイナミック・レンジを最大12EV相当まで拡大し,明暗差の大きい画像が撮影できるデジタル・カメラ「CX1」を2009年3月13日に発売すると発表した(発表資料)。価格はオープン。

 新しい画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンIV」と高速画像処理が可能なCMOSセンサを搭載することで,高速連写を可能にした。これによって,露出が異なる2枚の静止画を高速で連続撮影し,それぞれの適正露出部分を合成した画像を記録する「ダイナミックレンジダブルショットモード」機能を備える。同機能は,ダイナミックレンジを最大12EV相当まで拡大し,人の目で見た印象と近い画像を記録できるという。

 画像処理エンジンに専用回路を搭載することで「画素出力補間アルゴリズム」を実現した。従来方式に比べて最大1EVのダイナミック・レンジ拡大が可能なため,明暗差の大きい場面での白とびを低減できるとする。

 スムースイメージングエンジンIVとCMOSセンサは,高感度撮影時に,従来機種と比べてシャープな解像感と色再現性を維持し,ノイズの低減が可能という。

 日陰や日向が混在する場面,フラッシュ光と外光が混在する場面などの撮影で,分割した領域ごとの光源に応じてホワイト・バランスを設定する「マルチパターン・オートホワイトバランス」機能を持つ。このほか,カメラが自動検出した7つの合焦距離それぞれを連続撮影する「マルチターゲットAF」機能も備える。

 総画素数約1029万画素の1/2.3型CMOSセンサを搭載。光学7.1倍のズーム・レンズを備える。焦点距離は35mm判換算で28~200mm。電子ズームは最大4.8倍。静止画撮影時のシャッター・スピードは1/2000~8秒。連写速度は,最大記録画素数の静止画で約4コマ/秒。ISO感度は最大1600まで。

 静止画はJPEG形式,動画はAVI形式で撮影できる。記録媒体として約88Mバイトの内蔵メモリのほか,SDメモリーカード,SDHCメモリーカードにも対応する。ディスプレイには,約92万画素の3.0型の液晶パネルを搭載する。

 突起部を除いた外形寸法は,幅101.5mm×奥行き27.9mm×高さ58.3mm。電池とSDメモリーカード,ストラップを除いた重さは約180g。