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 半導体テスタ大手のアドバンテストは,2009年3月末をメドに国内外の従業員を正規/非正規の合計で1200人削減する(PDF形式の発表資料1)。半導体市場の低迷が長引き,需要の早期回復が見込めないため,人件費の大幅削減を図る。

 また,国内の製造子会社4社を1社に統合するとともに,国内のソフトウエア開発子会社4社を1社に統合する。従業員の削減は,この再編対象拠点に限らずグループ全体で実施するといい,削減後のグループの従業員数は3400人程度になる見込み。さらに一時的な措置として,賃金を役員で50~60%,管理職で5~20%減額し,賞与を支給しないことを決めた。一般社員の賞与に関しては労働組合と協議中という。同社は今後,不採算製品の絞込みを行うとともに,経営資源の一部を新規事業に投じ,新規事業の開拓を推進するとした。

 なお,同社は同日,2008年度通期(2008年4月~2009年3月)の業績予想を明らかにした(PDF形式の発表資料2)。売上高は前年度比59.0%減の750億円,営業損失は500億円,純損失は780億円とする。半導体メーカーの投資抑制に伴う大幅な減収に加え,固定資産の減損損失や構造改革費用がかさみ,売上高を超える規模の最終損失が出る見込み。