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 米Amazon.comは携帯型電子書籍リーダー「Amazon Kindle 2」のテキスト読み上げ機能について,システムに変更を加えることを,米国時間2009年2月27日に明らかにした。同機能を巡っては,米国の作家団体Authors Guildから著作権問題を指摘する声が上がっていた。

 2月24日に発売開始したKindle 2は,すべてのKindle対応コンテンツの文書に利用可能なテキスト読み上げ機能を実験的に搭載している。Authors Guildは,Amazon.comがKindle 2の詳細を発表(関連記事:Amazon,電子書籍リーダーの新製品「Kindle 2」を発表,359ドル)した直後から,同機能に異議を唱えていた。電子書籍のテキスト読み上げ機能を有効にするには,オーディオ・バージョンを作成するための権利を作家から受ける必要があると主張し,Authors Guildのメンバーに対し,Amazon.comに同機能の無効化を要請するよう呼びかけていた。

 Amazon.comは今回,「Kindle 2のテキスト読み上げ機能は合法であり,コピーも派生的作品も作成していない。しかし,多くの著作権保持者は,支配的立場にいる方が同機能に関して心が落ち着くようだ」と説明。作家や出版社が特定のタイトルに対して,同機能を有効にするか無効にするか選べるようにシステムを修正することを決定し,すでにその作業に取りかかっているという。

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