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 任天堂は2009年2月27日,いわゆる「マジコン」と呼ばれる機器の一つである「R4 Revolution for DS」を輸入・販売していた5社を訴えていた件(Tech-On!の関連記事)で,東京地方裁判所が任天堂らの主張を全面的に認める判決を下したと発表した(発表資料)。

 この訴訟は2008年に,任天堂と「ニンテンドーDS」および「ニンテンドーDS Lite」(以下,ニンテンドーDS)向けゲーム・ソフトウエアの開発メーカー54社が,東京地方裁判所に提訴していたもの。原告は,R4 Revolution for DSの輸入・販売が不正競争防止法に違反しているとして,これらの機器の輸入や販売行為の差し止めなどを求めていた。R4 Revolution for DSは,ニンテンドーDSに接続すると,違法に複製したゲーム・ソフトウエアがニンテンドーDSで利用できるようになる機器。原告はR4 Revolution for DSによって,本来ニンテンドーDSでは起動しないはずのゲーム・プログラムの複製品が起動可能となるため,極めて大きな損害を被っていると主張していた。

 任天堂は,今回の判決に関して「当社らの主張の正当性が認められたものであり,妥当な判決と認識している」とコメントを寄せている。さらに,同社とソフトウエア・メーカー各社は,「同種同等のいわゆる『マジコン』と呼ばれる機器に対して,今後も継続して断固たる法的措置を講じていく」としている。

 被告となった企業,および原告となった企業は以下の通り。

【被告となった企業】
・嘉年華
・夏黎
・カミヨコ
・DIGITALNAVIGATOR
・クリエイティメイト

【原告となった企業】
・アイイーインスティテュート
・アガツマ・エンタテインメント
・アトラス
・アリカ
・インターチャネル
・SNKプレイモア
・エム・ティー・オー
・カプコン
・クリエイティブ・コア
・元気
・光栄
・サイバーフロント
・GAE
・ジャレコ
・小学館
・スクウェア・エニックス
・セガ
・タイトー
・タカラトミー
・テクモ
・ナウプロダクション
・ハドソン
・バンダイナムコゲームス
・ポケモン
・ユークス
・レッド・エンタテインメント
・レベルファイブ
・ロケットカンパニー
他26社