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RedTacton技術を使ったカード・キーを持ってドアを解錠するところ
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RedTacton技術を使ったカード・キー
RedTacton技術を使ったカード・キー
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システムのイメージ
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 日立製作所とNTTコミュニケーションズ,美和ロックの3社は,人の体の表面などを伝送路とする人体通信技術「RedTacton(レッドタクトン)」(Tech-On!の関連記事)を用いた入退室管理システムを共同開発したと発表した(発表資料)。高度なセキュリティが要求される研究施設やデータ・センター,衛生面での配慮が必要な工場などに向ける。

 同システムは,RedTacton技術を使ったカード・キーや,ドア・ノブや床に内蔵したアンテナなどからなる。RedTacton技術を使ったカード・キーを携帯した利用者が,アンテナ内蔵のドア・ノブを握ったり,アンテナ内蔵の廊下を歩いたりすると,利用者が意識しないままアンテナへ接触することによって,個人を識別および認証し,ドアの開錠などを行う。建物内の主要動線上に,アンテナを組み込んだ認証ポイントを配置することによって,入退室管理や在室者管理,行動足跡管理などの一括管理が可能。さらに,オフィスの入り口の不正侵入者防止ゲートや監視カメラ,指静脈認証装置,防災設備,侵入検知センサなどと連携することで,ビルや施設全体を管理する統合型のセキュリティ・システムが実現できるとする。

 従来の非接触ICカードを用いた入退室管理システムと異なり,利用者がICカードをリーダーにかざさなくても個人識別・認証が可能。また,赤外線タグや無線タグを用いた認証システムに比べて認証エリアが限定的に設定できるという。

 同システムの販売に当たっては,日立製作所が入退室管理システムの全体設計や管理・制御装置の製作,NTTコミュニケーションズがRedTacton技術を用いたカード・キーおよびリーダーの製作や,システム設計・施工などのコンサルティングおよびエンジニアリング,美和ロックがRedTacton技術に対応した電気錠一体型ドア・ノブ・アンテナの設計・製作をそれぞれ担当する。

 なお,日立製作所らは同システムを,東京ビッグサイトで開催中の「SECURITY SHOW 2009」に出展している。