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 米航空宇宙局(NASA)と米Cisco Systemsは米国時間2009年3月3日,地球の気候変動を監視するプラットフォーム「Planetary Skin」の共同開発で提携すると発表した。

 Planetary Skinは,地球環境のデータを衛星や海上および地上のセンサーなどから収集して分析するオンラインの協調プラットフォーム。分析データは,政府や企業のほか,一般にも公開される。リアルタイムに近い環境データを提供することで,世界的な気候変動の検出と変動への適応を支援する。

 今回の共同プロジェクトにおいて,NASAは,宇宙探査機や地上観測所からの観測データを提供する。一方,Ciscoは,複雑なデータの分析およびモデル化を実施するほか,プロトタイプの作成方法などを決定するために,次世代のインターネット・プロトコル・アーキテクチャの知識を提供する。

 Planetary Skinの共同開発では,一連の試験プロジェクトを計画している。その一つとして,世界の熱帯雨林の破壊に焦点を当てたプロジェクト「Rainforest Skin」が実施される。このプロジェクトでは,広範囲にわたるセンサー・ネットワークを統合する方法について検証するほか,熱帯雨林における炭素量の変化に関する情報の収集および分析方法や,情報を分かりやすく有効な形で提供する方法についても検証が行われる。

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