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ファミコン類似のコンピュータを操作している様子。操作するのは,Playpower Foundationと関連する米University of California San DiegoのDerek Loma氏。同氏は,同大学のSocial Movement Laboratory at the California Institute of Telecommunications and TechnologyでDirectorを務める。
ファミコン類似のコンピュータを操作している様子。操作するのは,Playpower Foundationと関連する米University of California San DiegoのDerek Loma氏。同氏は,同大学のSocial Movement Laboratory at the California Institute of Telecommunications and TechnologyでDirectorを務める。
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ファミコン類似のコンピュータの中身。中心となるSoCは,メイン基板にある黒丸の下に隠れている。「この製品の目的は,最も低価格といえるコンピュータを実現することにある」(Playpower Foundation)。
ファミコン類似のコンピュータの中身。中心となるSoCは,メイン基板にある黒丸の下に隠れている。「この製品の目的は,最も低価格といえるコンピュータを実現することにある」(Playpower Foundation)。
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Playpower Foundationは,ファミコン類似のコンピュータに携帯電話機を接続し,対話的な情報をテレビに表示させることも考えている。
Playpower Foundationは,ファミコン類似のコンピュータに携帯電話機を接続し,対話的な情報をテレビに表示させることも考えている。
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 米サンノゼ市で開催中のイベント「Emerging Technology Conference(ETech)」において非営利団体米Playpower Foundationは,任天堂のゲーム機「ファミコン」を真似したような中国産コンピュータに向けた教育ソフトウエアを開発するプロジェクトを説明した(同団体のWebサイト)。このプロジェクトは約1年前に開始したもの。公の場でプロジェクト内容を発表するのはETechが初めてであるという。

 Playpower Foundationが狙っているプラットフォームは,6502系のマイクロプロセサ・コアを搭載するSoCを用いたコンピュータを対象にする。このコンピュータは中国で生産されたものであり,テレビと接続して使うことを前提とし,ファミコンのハードウエアをエミュレートする機能を備える。このコンピュータは中国以外に,インドや南米で幅広く販売されており,10米ドル程度で手に入るという。今回のプラットフォームに関連する特許は既に期限を過ぎており,現段階でオープンなハードウエアになっていると同団体は主張する。

 こうしたプラットフォームによって,新興国市場の子供たちが楽しみながら勉強できる環境を低価格で実現ができると,同団体は考えている。

《訂正》
記事初出時に「Playpower Foundationが狙っているプラットフォームは,6802系のマイクロプロセサ・コアを搭載するSoCを用いたコンピュータ」としていましたが「6802系」は「6502系」の誤りでした。お詫びして訂正します。記事本文は訂正済みです。