PR

 符号化・復号化技術などに関連する特許ライセンスを管理する米MPEG LA, LLCは2009年3月10日,MPEG-2の特許ポートフォリオの複数の特許権者が,中国Lenovo Group Limited,米Lenovo (United States) Inc.,ドイツLenovo (Germany) GmbHの3社を提訴したと発表した(発表資料)。「Lenovo Groupらが,デジタル・テレビ放送およびDVDに用いられている,MPEG-2の動画圧縮技術に不可欠な特許を侵害している」として,米ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所,および独デュッセルドルフ裁判所に訴えたもの。原告は,Lenovo Groupらに対して損害賠償を求めている。さらに,Lenovo Groupらが製品にMPEG-2特許を使用することや,その製品を提供・販売・輸入することを禁じる差し止め命令も求めている。

 訴状によれば,Lenovo Groupらは特許権者との個別ライセンス契約,またはMPEG LAとMPEG-2の特許ポートフォリオのライセンス契約を締結することなく,MPEG-2技術を利用する製品を米国およびドイツで提供しているという。問題となっている製品は,デスクトップ・パソコンやノート・パソコン,Blu-ray Disc装置やDVD装置,ソフトウエアなどという。