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 オランダRoyal Philips Electronics社は2009年3月11日,同社が保有する韓国LG Display Co., Ltd.の株式をすべて売却したと発表した(発表資料)。売却した株式数は4720万株で,LG Display社の発行済み株式資本の13.2%に当たるという。今回の売却で, Philips社が得た純利益は約6億3000万ユーロ。これは2009年第1四半期に Philips社に対して約7千万ユーロの課税対象外の収益をもたらす予定という。

 Philips社によれば,この売却は既に発表されていたLG Display社の株式処分の戦略にもとづくもの。Philips社は,半導体や受動部品といった周期的に収益の変動に見舞われる事業から,医療用機器をはじめとするヘルスケア事業やライフスタイル事業への構造転換を推進している。2008年1月には,テレビ向け液晶パネル事業から撤退する方針を固め,LG Display社(旧LG.Philips LCD Co., Ltd.)の持ち株を順次売却することを明らかにしていた(Tech-On!の関連記事1同2同3)。