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中国Huawei Technologies社(華為技術)の,HSPA+(HSPA Evolution)方式に対応したUSBスティック型端末「E182E」
中国Huawei Technologies社(華為技術)の,HSPA+(HSPA Evolution)方式に対応したUSBスティック型端末「E182E」
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 中国Huawei Technologies Co., Ltd.(華為技術)は,HSPA+(HSPA Evolution)方式に対応したUSBスティック型端末「E182E」を,2009年4月に欧州で発売する(発表資料)。2009年3月3~8日にドイツのハノーバー市で開催された展示会「CeBIT 2009」で発表した。下り方向の最大データ伝送速度は21.6Mビット/秒,上りは最大5.76Mビット/秒である。

 今回の製品は,端末を使わないときに接続用のUSB端子をスライドして収納できる。データ格納用のフラッシュ・メモリを,最大32Gバイト搭載する。米Qualcomm Inc.のチップを利用しているという。同社は2008年12月に,今回の製品を利用した通信を実演している(発表資料日本語資料)。

 3GPPが「Release 7」として策定したHSPA+(HSPA Evolution)規格では,下り方向のデータ伝送速度を高める方式を二つ用意している。Release 6で策定したHSPA規格の下りデータ伝送速度である最大14Mビット/秒に比べて,(1)変調方式を64値QAMに変更することで,最大21Mビット/秒を実現する方式,(2)2×2のMIMOを採用することで,最大28Mビット/秒を実現する方式,である。今回の製品は(1)を適用したと想定されるが,詳細は明らかにしていない。またRelease 7では,上りデータ伝送速度についても,Release 6の最大5.7Mビット/秒から,変調方式を16値QAMに変更することで,最大12Mビット/秒を実現する方式を規定している。今回のHuawei社の製品は,上りについてはRelease 6のHSPA規格に準拠しているようだ。