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試験サービスでの携帯電話機の画面のイメージ
試験サービスでの携帯電話機の画面のイメージ
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 大日本印刷と日立製作所は,複数の携帯電話機の画面を一つの画面のように利用するデジタル・サイネージの試験サービスを,auショップ品川店で実施すると発表した(発表資料)。実験期間は2009年3月23日から約2カ月。KDDIと講談社,auショップを運営するアイ・ティー・シーネットワークが協力する。複数の携帯電話機の画面を使って広告を表示するデジタル・サイネージ・システムの動作検証や広告効果の測定を行う。

 今回の試験サービスでは,専用ソフトウエアをインストールした日立製作所製の携帯電話機「W63H」5台を店頭に一列に並べ,一体的に画像を表示する。配信するのは,KDDIの販売する日立製作所製の携帯端末「H001」と,講談社の「燃える麻雀入門 もえじゃん!」の広告コンテンツ。システム自体は,携帯電話機を縦や階段状などに並べて使うことも可能という。地域や時間帯によって,配信する広告を変更もできる。同システムの開発では,基本仕様を大日本印刷が,専用ソフトウエアの開発を日立製作所が担当した。

 今回の広告配信は静止画にとどまるものの,今後はFlash方式の動画広告や双方向の広告にも対応する予定。携帯電話網経由での広告配信や配信サーバでの広告登録,ログ分析などを行う管理機能の提供も予定する。

 大日本印刷は,今回開発したシステムおよびサービスを2009年7月以降に事業化することを目指す。2009年度末までには,1000店舗での導入を目指すとしている。