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有機EL照明の製造を予定するメーカーのロードマップ
有機EL照明の製造を予定するメーカーのロードマップ
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 米DisplaySearch社は,有機EL照明市場が2011年から急拡大し,2018年の世界売上高は60億米ドルに達するとの見通しを発表した(発表資料)。2014年までには,パッシブ方式の有機ELディスプレイの売上高を上回る見込みという。

 DisplaySearch社によれば,これまで特に欧州,米国,日本では数億米ドルという金額が有機EL照明に投資されたという。しかし,有機EL照明はまだサンプル出荷や小規模な量産が始まった段階で,過去10年間程度量産されてきた有機ELディスプレイとは状況が異なる。この背景にあるのは,有機EL照明と有機ELディスプレイが異なる課題を抱えていることとDisplaySearch社は分析する。ただし,今後はオランダRoyal Philips Electronics社や米General Electronic Co.(GE社),コニカミノルタホールディングス,ドイツOsram Opto Semiconductors GmbH,三菱重工業やローム,凸版印刷,三井物産が共同で設立したルミオテックが量産を開始するため,2011年には市場が立ち上がるとみる。

 DisplaySearch社のDirector of Display TechnologiesであるJennifer Colegrove氏は,「有機EL照明は,『面発光』や『柔らかく丸められるように製造できる』,『窓のように透明にしたり,鏡のように反射させることが可能』といった独自の特徴を持つ。これらの特徴は,デザイナーの想像力を刺激する」とコメントを寄せている。