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 英国のプライバシ擁護団体Privacy International(PI)は英国時間2009年3月23日,米Googleが同月20日に英国でサービスを開始したオンライン地図サービス「Street View」について,英情報長官局(Office of the Information Commissioner)の情報長官であるRichard Thomas氏にあてた書簡を公開した。

 PIは,書簡を通じて同サービスにおけるプライバシ保護策に対して苦情を申し立てるほか,同サービスがデータ保護法(Data Protection)に違反するとして,早急に措置を講じるように求めている。

 Street Viewは,プライバシ保護策として人物の顔にぼかしを入れる技術を採用しているが,この保護策はGoogleが事前に示していた水準に達していないとPIは指摘。また,データ保護策として,「Googleへの依頼により公開済みの画像を削除する」という方法は容認できないという考えを示した。

 PIによれば,このサービスにより既に多くの人が損害を被っており,Googleが約束したプライバシ保護策は十分ではないと主張している。「多数の個人がこのサービスを脅威に感じており,いくつか寄せられた苦情にあった自宅領域への侵入は違法である。このような場合には,Googleは撮影前に個人から同意を得るべきである」としている。

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