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スターターキットの構成
スターターキットの構成
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 米Fujitsu Microelectronics America, Inc.は,モータ制御アプリケーション向けに,32ビットRISCベースMCUを搭載したスタータキットを発表した(発表資料)。キットは32ビットMCUの「MB91F479」を搭載したボードとソースコード,および電源アダプタから構成する。迅速に評価と開発を行うことで,開発コスト削減と開発期間の短縮が可能になる。洗濯機やエアコン,冷蔵庫など家電でよく利用される,3相のブラシレスDC(BLDC)モータや永久磁石同期(PSMS)モータの駆動に適する。

 キットは,インバータ回路とMCU回路の2枚から構成されるモジュラー構成で,MCUボード側にはBLDCモータに合わせたデモソフトもプリロードされている。提供されるソフトウエアライブラリはPSMSおよびBLDCモータのリアルタイム実行に最適化されており,さまざまな制御ロジックが用意されている。このキットはモータを最大5Wで駆動可能であり,実際のアプリケーションと同じ環境で利用できる。また動作の状況は,RS232経由でPCからも監視可能である。

 MB91F479は,富士通の32ビットモータ制御MCUファミリの新製品であり,3相PWM制御に必要なマルチファンクションタイマーやデッドタイマーなどを搭載する。また内蔵するμDSPは,特にセンサーレス制御を行っている時のCPU負荷を軽減させ,リアルタイム制御へのレスポンスを高めることに成功している。

 このスタータキットは,650米ドルで販売開始している。