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 米Micron Technology, Inc.は,2009年第2四半期の決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比26.9%減の9億9300万米ドルと大幅な減収だった。営業損益,純損益は共に赤字で,それぞれ7億800万米ドルと7億5100万米ドルの損失を計上した。ただし,前年同期と比べると赤字額は縮小している。

 メモリ製品では,需給バランスの不均衡が続いたため,1Gビット当たりの平均販売価格が直前期に比べて大幅に落ち込んだという。DRAM製品の販売価格は直前期から約30%下落した。DRAM製品の販売量は直前期と比べても比較的安定した水準を保ったが,価格下落によってDRAM製品の売上高は同30%程度減少したとする。NANDフラッシュ・メモリ製品の売上高は,同20%減少した。直前期と比べて13%の販売価格の下落と8%の販売量の減少が響いた。CMOSセンサの売上高は,直前期比で54%減少した。民生向け市場の減速による販売数の急激な減少が主な要因という。
 
 同社のChairman兼CEOであるSteve Appleton氏は,「我々は,全体的なコスト構造や設備投資,技術の実行を積極的に管理している。34nm世代の技術は急速に立ち上がりつつあり,当社を競合他社から差別化する要因になっている」とコメントを寄せた。

 Micron Technology社は2009年第2四半期,コスト削減や事業改革を行い,これが営業経費の削減やキャッシュ・フローの改善に貢献したという。同社は2009年2月に,アイダホ州Boise工場での200mmウエハーによる製造を段階的に廃止すると発表している(Tech-On!の関連記事)。この結果,第2四半期には1億500万米ドルのリストラ費用を計上したという。


【訂正】記事掲載当初,タイトルを「米Micron社は7億円超の赤字,ただし赤字額は直前期から縮小」と掲載しておりましたが,正しくは「米Micron社は7億米ドル超の赤字,ただし赤字額は直前期から縮小」です。お詫びして訂正いたします。記事は既に訂正済みです。