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 見た目は,親指よりも少し大きめの人形。きょろりとしたかわいい大きな目と,顔よりも大きな手を備えたユニークなデザインが目を引く。価格は2500円ほどと手ごろだ。

 名刺代わりに使えるスイス生まれの電子ガジェットが,欧州でちょっとしたブームになっている。スイスPoken社が開発した「Poken(ポーケン)」というガジェットだ。

かわいい姿が人気
スイスPoken社の電子ガジェット「Poken」。数種類の異なるキャラクターがある。日本での価格は2480円
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 使い方は簡単。

 カバンや携帯電話にぶら下げて持ち歩き,パーティーなどで出会ったほかのユーザーと互いの人形の手と手を合わせてハイタッチ。この動作だけで,人形に記録された自分の情報を交換し合う。

 2009年1月に欧州で発売されると,オランダやベルギーなどを中心にほぼ2カ月間で初期ロットの6万個を一気に売り切った。ほとんど広告・宣伝はせず,プロモーション手法はインターネットなどの口コミだけ。気の早い一部の欧州メディアは,2009年を代表する流行キーワードとして取り上げるほどの盛り上がりぶりという。

 日本でも3月半ばにネット通販で販売を開始。インターネット・ユーザーの間で話題を呼んでいる。日本で販売代理を手がけるアコニ(東京・新宿)は,予想以上の売れ行きに驚きを隠さない。販売数は明かしていないが,「最初に用意した分は4日間で完売。想定よりも多めに輸入したのだけれど……」と目を見張る。

やり取りするのは人形のID情報だけ

 このPoken,仕組みはいたってシンプルだ。電子部品を載せたプリント基板が内蔵されているのは,大きな手の部分だけ。そこには,主に無線通信ICとコイン型電池,USB端子が収まっている。