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 米Synfora, Inc.は,オリンパスデジタルシステムデザイン(ODS)が画像処理SoCの設計向けに,Synforaの動作合成ツール「PICO Extreme」を導入した,と発表した(日本語版ニュース・リリース)。ODSはオリンパスの子会社である。

 Synforaによれば,ODSが今回のツールを使うことで,同SoCの性能を改善すると同時に,設計と検証両方の期間とコストの削減を狙う。例えば,ANSI C言語で記述されたアルゴリズムから検証済みRTLコードを得るまでの設計・検証期間を最大30%削減することを期待する。さらに,PICO Extremeのアーキテクチャ探索機能によって,30%の面積と消費電力削減を狙う,という。

 ODSは,PICO Extreme を使った設計フローを確立した後で,同社の他の部門にもこのフローを展開する。これで,民生,ヘルスケア,事務機器を含むより幅広い製品のLSI設計に,このフローを適用する計画だという。ニュース・リリースには,ODSの取締役兼オリンパスの映像基盤技術本部画像技術部課長の中野 恵一氏のコメントが紹介されている。

 「PICO Extremeは画像処理LSIの開発および検証のコストを削減し,期間を短縮する鍵となる。複数のツールを評価した結果,PICO Extreme が複雑な設計に対応可能で,キャパシティが最大。さらに,面積や性能面でも,有効な結果を生成することが分かった。短期間での立ち上げのためのトレーニングとサポートの提供もある」(同氏)。