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 市場調査会社の米Gartner, Inc.によれば,2008年の半導体製造装置の世界売上高は前年比で31.7%減の307億米ドルになった(発表資料)。Gartner社は,半導体製造装置市場にとって史上最悪の1年になったと2008年を振り返る。市場低迷の要因として同社は,過去数年にわたるメモリ・メーカーの過剰投資の反動,秋以降の世界経済の失速を挙げた。

 メーカー別の売上高ランキングでは,米Applied Materials, Inc.(AMAT)が4割近い大幅減収にも関わらず首位を維持。2位はオランダASML Holding N.V.。前年2位だった東京エレクトロン(TEL)は僅差で3位に下がった。ASMLは波長193nmの遠紫外線(DUV)光源による液浸露光装置の需要が好調だったという。市場シェアでみるとAMATが13.2%,ASMLが11.3%,TELが11.1%と3社の市場シェアは拮抗している。

半導体製造装置メーカー上位10社の2008年売上高
半導体製造装置メーカー上位10社の2008年売上高
(Gartner社調べ)

 装置の種類別にみると,ウエハー処理装置の世界売上高は前年比32.8%減の242億米ドル,パッケージ/組み立て装置は同24.5%減の40億米ドル,自動化テスト装置は同31.0%減の24億米ドルだった。