PR
三洋電機の開発した,スクリーンからの距離が63cmで100型の画面寸法に投射できる前面投射型プロジェクター(画面は合成)
三洋電機の開発した,スクリーンからの距離が63cmで100型の画面寸法に投射できる前面投射型プロジェクター(画面は合成)
[画像のクリックで拡大表示]
三洋電機の開発した前面投射型プロジェクターの色再現性。NTSC比は170%
三洋電機の開発した前面投射型プロジェクターの色再現性。NTSC比は170%
[画像のクリックで拡大表示]
三洋電機の開発した「超短焦点」式プロジェクターの上面。写真下が手前,上がスクリーン側である
三洋電機の開発した「超短焦点」式プロジェクターの上面。写真下が手前,上がスクリーン側である
[画像のクリックで拡大表示]
三洋電機の「超短焦点」式プロジェクターの投射光学系
三洋電機の「超短焦点」式プロジェクターの投射光学系
[画像のクリックで拡大表示]
三洋電機の開発した「超短焦点」式プロジェクターの投射画面(左)と,同社のLP-HD2000の投射画面(右)の比較。三洋電機撮影
三洋電機の開発した「超短焦点」式プロジェクターの投射画面(左)と,同社のLP-HD2000の投射画面(右)の比較。三洋電機撮影
[画像のクリックで拡大表示]

 三洋電機は,スクリーンからの距離が63cmで100型の画面寸法に投射できる前面投射型プロジェクターを開発した(発表資料)。投写レンズ群と凹面ミラーを組み合わせ,機器の上面から投射光が出る「超短焦点投射技術」を利用した。光源にレーザを用いた。明るさは7000lmで「レーザ光源を使ったプロジェクターとして世界最高輝度」(同社)と主張する。色再現範囲は「一般の液晶テレビの約2倍の広さ」(同)とする。

 表示方式はDLP方式で,素子に0.95型のDMD(digital mirror device)を3個使った。表示画素数は1920×1080。投射画面サイズは100~150型で,画面サイズが150型のときの投射距離は94cmである。投写距離の短縮率(スロー・レシオ)は0.28と,同社既存品の0.33に比べて小さい。指向性の高いレーザ光源を用いたことに加えて,高効率に光を導くファイバー・ロッド光学系を開発したことで実現したという。

 色再現範囲はNTSC比170%。スペクトルの純度が高いR・G・B(赤,緑,青)3原色のレーザー光源を用いることで実現した。映像シーンの解析と人間の視覚特性に基づいて好ましい色再現を実現する映像処理技術「レーザー・カラー・プロセッシング(LCP:Laser Color Processing)」により,印象的な映像表現ができるとする。

 開発品の外形寸法は2370mm×510mm×630mm。大きなホールや大きな会議室などでのプレゼンテーション用途,イベントやステージ,デジタル・シネマなどのエンターテイメント用途,デジタル・サイネージ用途などを想定する。今後,2012年の製品化を目標に開発を進めるという。