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 キヤノンは,大分県日田市に建設を予定している新工場の着工・操業を再び延期した(発表資料)。キヤノンは2008年6月にプリンターのトナー・カートリッジ部品やトナーを製造する新会社「日田キヤノンマテリアル」を設立。当初,2008年12月に工場の建設を始め,2009年9月に操業開始を予定していた。しかし,2008年秋以降の不況の影響でカートリッジの需要が急減したため,2008年11月,新工場の着工・操業を遅らせると発表した(当時の発表資料)。この時点では2009年6月の着工,2010年3月の操業開始を計画していたが,需要回復のきざしが見えないとして再延期を決めた。着工・操業の時期は市況を見極めた上で決定するとして,今回は明らかにしなかった。

 なお,既に日田キヤノンマテリアルに入社した従業員約150人は,親会社であるキヤノン化成(茨城県つくば市)で実習を行っており,着工・操業の延期は雇用に影響しないとした。